2017年2月25日 タイムシェアの売却にともなう詐欺行為の実態をご案内申し上げます。 アメリカ国内ではタイムシェアの売却に伴う詐欺が多発しています。特にタイムシェアの発祥の地であるフロリダ州での詐欺行為が目立っているようです。(記事原文) 最近、フロリダにある「プロ・タイムシェア・リセールLLC」という会社の経営者二人が、米国連邦政府の公正取引委員会より、公正取引法違反で、告発を受けました。詐欺被害額は日本円にして約17億円に上がっております。 この会社は、タイムシェアの売却を希望する消費者に対して、直ちに買主を紹介いたしますとか、速やかに売却してあげますとの宣伝文句で、前受金を受け取りながら、なんの責務もはたざすに前受金をだまし取った疑いで告発されました。 催促をした売り主に対しては、時間がかかっていること、更にクローズするためには、追加費用が掛かるなどとの言訳をしつづけながら何のアクションもとっていなかったとのことです。 最近、日本でもタイムシェアのリセールを扱う業者または個人営業者が増えつつありますが、このような詐欺行為に騙される機会も増える可能性があります。通常、売主様に費用が発生するのは、ご売却相手が見つかってから、 売買を通じての手数料を頂戴します。売り出すだけで金銭を要求する会社には注意が必要です。 かならず、米国での不動産免許を取得している正式な不動産業者とのお付き合いをされることをお勧めいたします。 不動産業者にコンタクトをされる場合には、かならず米国で有効な不動産免許を保持しているかどうかを、確かめたうえで取引を開始するように心がけてください。 |
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