以下の情報は調査時点での情報でございます。時間の経過とともにリゾートの運営方法が変更され、ご利用条件が変わる場合がございます。ご利用・ご購入の判断とされる場合でも、必ず直接リゾートにご確認願います。ご利用条件の変化によって被られた不利益などは一切弊社は保証いたしかねます。 柔軟なポイントシステムです それではまず最初にDisney Vacation Club(以下、DVC)のシステムを見てみましょう。DVCは、マリオット、ウェステインのタイムシェアのように一週間7泊を基本とする予約システムではなく、ポイントを購入し、毎年付与されるDVCポイントを使って予約します。どちらかと言えばウィンダムに近いシステムを取っております。また、ハワイでは珍しい借地権のタイムシェアとなる予定です。 泊まりたい泊数だけ買うことができる 「新しいコオリナのアウラニ・リゾート泊まりたいけど、一週間も要らない。3泊だけして、あとはワイキキ泊がいいなぁ。」このようなご希望の方でも柔軟にご利用いただけるシステムです。一泊あたりの必要なポイント数は「リゾート」「部屋タイプ」「シーズン」「曜日」によって様々です。繰り越したり、前借りしたりし、合算して利用することもできます。 ポイントが付与される月は、物件により異なります ヒルトンやマリオットなどのタイムシェアは毎年の利用は第一週の予約からとなります。しかし、DVCでは毎年付与されるDVCポイントは、物件ごとに異なります。付与される月をDVCではUSE YEARと呼ばれています。 リゾート予約について リゾートの予約は購入したホームリゾートであればチェックアウトの11カ月前から、それ以外のDVCリゾートではチェックアウトの7カ月前から予約可能です。ホームリゾートとそれ以外のリゾートで、予約の際の制限はこれだけで、利用ポイント数もチャート通りで、手数料も不要です。ただし、11か月前に予約を行うと大体の場合は予約できるが、7ヶ月前だとシーズンによっては満室の場合もあります。 キャンセルについて 予約のキャンセルは30日前まで。それ以降ポイントは取り消されます。一度DVC以外の宿泊施設を予約して、30日前までにキャンセルをした場合、DVCポイントに戻す事はできなくなります。“Reservation Point”として残り、これはDVC以外で使用可能です。 DVCポイントの用途 DVCポイントはDVCのタイムシェア意外にディズニー系のリゾートやRCIポイントに変え、RCI加盟のリゾートも利用できます。 DVCメンバー特典 ・ディズニー施設での割引(アトラクション、レストランなど) ・Walt Disney World? 、Disneyland?の年間パスの割引 ・Vacation Plannerによる窓口利用(予約、相談などを電話で受付) ・Disney Cruise Line? special member tour ・special member 会誌 ・Walt Disney World?で、extra magic hour利用可。 毎日1か所のテーマパークで1時間早いオープン/3時間遅いクローズをしている。 ・Walt Disney World?でのバス、水上タクシー、モノレールのトランスファー ・パークで買ったものをリゾートにデリバリー(無料) 他のDisney Vacation Clubのタイムシェアリゾートはハワイ以外に10リゾー卜 The Villas at Disney’s Grand Californian Hotel & Spa Bay Lake Tower at Disney's Contemporary Resort Disney's Animal Kingdom Villas Disney's Saratoga Springs Resort & Spa The Villas at Disney's Wilderness Lodge Disney's BoardWalk Villas Disney's Beach Club Villas Disney's Old Key West Resort Disney's Vero Beach Resort Disney's Hilton Head Island Resort リゾート別管理費の比較 DVCの場合1ポイントあたりの管理費で計算します。以下がリゾート別2010年管理費一覧です。7ヶ月前からの予約はどこのリゾートも所有していても同じですので、当然、管理費が安い方が維持はしやすいです。ところが実際にはなかなか希望通り入手するのは困難です。どのあたりで妥協点を見い出すかがDVCリゾート購入のコツです。
DVCのシーズンは5つ 5つのシーズンに分けられ、ハイシーズンになるに従い、一泊あたりに必要なポイント数が増えます。
リゾート別消費ポイントの比較 同じ部屋でもリゾートにより消費するポイント数が異なります。 それでは具体的にどのくらのポイントが消費されるのか、べロビーチを例にとって計算してみましょう。8月に2BRに5泊する計算です。計算方法は以下の赤く囲った情報から算出します。結果は下部に赤字で記載。 混雑する時期 予約が取りにくい時期は12月初旬、サンクスギビングデイ、ニューイヤー、また、年間のイベントでflower&garden, food&wineなどのイベントをディズニーで行っている場合は予約が取りにくいです。(Epcotでやっているfood & wineイベントのときは、BCV(ビーチクラブ)とBWV(ブロードウォーク)が特に取りにくくなります) 何月のUSE YEARを購入すべきか? 毎年8月に利用するのなら7月か6月のUSE YEARの物件を購入すると、もし、行けなくなってキャンセルしても、残り10〜11ヶ月あるので、改めて旅行計画をしたり、レントに出すことも可能です。 BANK/BORROWのシステムを上手に使う ポイントが不足する場合は、あらかじめ前年の分を今年の利用に繰越(BANK:預け入れ)して今年のポイントと合算して利用できます。それでも不足する場合は翌年のポイントを前借り(BORROW:借り入れ)することができます。このシステムを上手に利用すれば、最大3年分のポイントを利用することができます。 どの物件を買うべきか? DVCリゾート購入ご希望のお問い合せでよくお聞きするのが、「管理費ができるだけ安いところが欲しい」というご希望です。確かに安いに越したことはないのですが、その分、価格も高くなります。管理費が高いと物件は安く、管理費が安いと物件価格は高くなるというすばらしい"市場原理"がDVCでは働いていております。以下のグラフをご参照ください。 「管理費が最安値で、希望ポイントは○○の低い物件。Use Yearが○月」・・・このような理想的な物件はまず、市場に出る前に売れていきますので、何時まで待っても購入いただくことは難しいようです。それではどの点を妥協すべきか・・・・。 Use Yearやポイント数は休暇の都合上、宿泊数や旅行時期を変更するのは難しいですので、ポイント数とUse Yearは妥協はしにくいです。 妥協できる点は管理費です。上記のグラフでもお分かりのとおり、管理費が$5前後/ポイントまでなら妥協し、Use Yearやポイント数を優先すべきであるとお考えいただければ現実的に購入いただける物件が見えてきます。ぜひ、購入時のご参考資料としていただければ幸いです。 |
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