今回のLTRBAの会議では、ゲストとして、Hilton Grand Vacations Club(HGVC)のリセール部門の責任者が3名、ゲストとして招かれリセールに対する姿勢について話をしてくれました。HGVCはタイムシェア開発業者としては、それほど古い歴史があるわけではありませんが、この数年新しいタイムシェアの開発には大変熱心です。
HGVCの話の中で際立っていたのは、ヒルトンとしてはこれからも物件の金額によっては買取(Right of First Refusal=ROFR)を積極的に行うが、同時にリセール業者とも協力して、リセール物件の紹介をしていきます、という姿勢を明確にされたことです。HiltonがROFRを積極的にやってくれるということは、リセール価格の下支えにつながります。リセール価格がそれほど値崩れせず、場合によってはすこしづつ値上がりしていく可能性もあるということになります。