いつからタイムシェアが生まれたか
1週間だけ所有するタイムシェア・・・それはフランスのスキーリゾートから生まれました。一人で山小屋を所有するのは購入費用、維持費が高い。
しかし、友人、家族らと山小屋を共同所有する事を考え、12人のメンバーで均等に1ヶ月ごと利用を割り当て負担費用も分割するのです。欧米人の必要性から合理的な所有形態が生まれた瞬間でした。
最初のタイムシェアは1967年にフランスのスキーリゾートから始まり、翌年にはハワイでタイムシェアが早くも販売開始されます。70年代に入ると、フロリダを中心としたカリブ海を中心にタイムシェアが開発されます。
ホテルがタイムシェア業界に参入!
80年代に入ると、大きな変化がおこります。大手ホテルチェーンのマリオットがタイムシェア開発に1984年に参入。1990年にはディズニー、1992年にはヒルトンと続きます。
現在ではハイアット、スターウッド、フォーシーズンもタイムシェアリゾート開発に参入しました。従来の一週間利用権だけの利用方法だけではなく、ホテルチェーンという持ち前の特徴も加味し、一週間の権利をポイントに変換でき、そのポイントを用いて、ホテルも利用できるようなシステムを構築しました。
現在ではホテルチェーンという信頼の看板とホテル利用に変換もできるホテルチェーン名での開発されたタイムシェアが主流となりました。また、一週間の利用だけでなく、ポイント制が主流となり、ポイントだけ割り振られるタイムシェアに移行しつつあります。
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