それでは、エスクロー業者は具体的に物件の何を調査するのでしょうか。リセール物件購入時にはどのような問題が内在する可能性があるのでしょうか。
物件の確認
オーナーの中には稀ですが、購入したカテゴリーを間違って覚えていて(錯誤)売り出していたケースもございます。また、非常に珍しいケースですが、開発業者もしくは役所のミスで間違ったカテゴリーで登記されており、売買時の現況調査で初めて発覚したケースもございます。
ローン残高
タイムシェアをローンで購入するオーナーも少なくありません。ローンを組んで購入した場合、残高があるかどうかの調査を行います。
管理料金の延滞
管理料金をある一定の期間以上延滞すると、物件自体が管理組織に物納されます。管理料金を滞納していないかの調査を行います。
利用状況
いつまで利用しているかの調査を行います。ポイントの前借りなど行っていないかを調査いたします。
所有者
タイムシェアも中には法人や信託が所有する場合もあります。それらの組織で正式に売却が許可されているのかどうか。 倒産、破産している場合は管財人と手続きの話を詰めていきます。